こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。前回に引き続いて、信頼関係を築いていくための話です。 信頼関係を築くためには、相手に関心を持っているというアクション、リアクションをあなたがするから、相手から信頼されていくという話をしました。今回は、あなたが相手にネガティブなリアクションをするというケースについて、場合分けというか、種類があるという話をします。 ① 相手のことを見下したリアクション 相手のことを傷つけるようなコメントをする 偉そうな態度も、コメントと一緒にする 突き放すような言い方 ② ケンカ腰のリアクション 相手の言っていることを頭ごなしに否定する 挑発的な態度を取る 真面目に話をしているのに、からかう ③ 反抗的なリアクション ②のケンカ腰ほどではないけれど、相手の出鼻を挫くようなリアクションをとる 例 その1 A:「みかん、食べる」 B:「それ、みかんじゃないよ、オレンジだよ」 例 その2 C:「それ、木曜日までに持ってきて」 D:「そんなに急ぐ必要ある? 土曜日でいいんじゃない」 ④ 相手に対する批判が中心なリアクション 1つのこと、特定なことではなく、人格攻撃をするようなリアクション 「あなたは、いつも、〇〇だ」、「あなたは、決して、△△しない」など ⑤ 私には、責任はない、という気持ちがメインのリアクション 目の前で起こっている出来事について、自分の責任はないというスタンス 相手がパニックになっていれば、自分が被害者だと主張する 自分を責めるのは、お門違いだと主張する で、お伝えしたいことは、相手にネガティブなリアクションを取るときって、前回、お伝えした相手を無視するリアクションを取るときと違って、相手に悪意(ネガティブな気持ち)を持っていることが多いです。 もちろん、それは、「イヤな言い方をする」などと、相手に伝わっていることが大半です。で、過去、ふたりの間に起こった出来事の結果や、他のところで上手くいっていないから、ストレス発散がてらなど、↑それをする理由はいろいろあります。 けれど、それでも、相手との関係を壊したくて、そういった伝え方をしているケースばかりではありません。ただ、やっぱり、↑こういった受け答えばかりしていると、当然、信頼関係は築くことはできません。 また、前回、お伝えした「相手の関心を無視する」というリアクションよりも、相手を傷つけることにつながります。結果、この人には、何を言っても無駄だ、みたいなことになります。 だから、気持ちのやり取りがなくなり、ふたりの関係は壊れていく方向に向かうことになるでしょう。 ということで、もし、↑みたいなやり取りがふたりの間に多い、そして、あなたは、ふたりの関係を修復したいとか、良い関係にしたいって思っているなら、前々回、「信頼関係を築いていく その5」でお伝えしたような相手に関心があるリアクションをすることを、まずは、心がけてみてくださいね。 参考になれば、嬉しいです。 続きます。